- Q:うちの子供に才能があるのでしょうか?
- 才能は可能性です。すべての子供がもっています。それがどのように伸びていくかは、ある程度の年数が必要です。ですからそれまではじっと見ていてあげて欲しいです。.
- Q:他のお子さんよりも遅れているようなのですが?
- 進み具合は1人1人全く違います。また、順調に来ていたとしても急に進まなくなることがあります。これは子供の置かれている状態によります。子供はものすごく敏感です。ほんのちょっとしたことでも気になることがあったり、ほんの少し体調がおもわしくても弾けなくなります。その時はじっとその状態を抜け出るまで待つことです。決して他のお子さんと比べたり、それを言ったりしませんように。それが原因でピアノを辞めてしまう場合があります。
- Q:将来ピアニストになれるのでしょうか?
- ソロ・ピアニストというのはそれこそ100人に1人出るかどうかの確率です。しかしピアノを弾く・勉強をする・音大にいくというのは必ずしもソロ・ピアニストになる為ではありません。アンサンブル(室内楽)という分野においても優秀なピアニストは必要ですし、教育者になる為にもきちんとした勉強は必要です。
- Q:こちらにお願いすれば確実に音大・音高にいけるのですか?
- 音楽に向いている、ピアノが好きであれば大丈夫です。と言いますのは、音大に行くためにはそれなりの努力と時間が必要です。それに耐えられるくらいの気持があれば行けます。ただし、すべてが桐朋・芸大というわけにはいかないのも事実です。それぞれにあった学校選びということも必要になります。桐朋学園大(桐朋女子高)・武蔵音大については、先生を御紹介できます。
- Q:発表会はありますか?その際誰でも知っている名曲や難しい曲を弾かせたいのですが?
- 発表会は1年に1回都内のサロンにて行います。曲につきましては、その時の学習進度に基づいた選曲を心がけております。従いまして特にその時だけレベル以上の難しい曲を選曲する事はしておりません。なぜならばそのために6ヶ月以上かけて長く弾いていても何の勉強にもならないですし、弾いているお子様も飽きてしまうからです。また未完成の状態でお客様に聞いていただく事も失礼に当たります。それよりも短期間(目安としては2ヶ月から3ヶ月)で仕上げられる、その時点での最高のレベルの曲を選曲いたします。
- Q:コンクールは受けさせていただけるのでしょうか?
- 小学校4年生までにつきましては、私の方から積極的にコンクールに参加に関するお声がけはいたしておりませんが、ご希望があればその指導も致します。しかし発表会同様、それ以上に1曲に偏って長い期間の練習は良くないと考えますので、課題曲は2ヶ月で仕上げ、尚且つその他の教本もしっかり併用する指導となります。
- Q:レッスンの際の親の付き添い・見学は必要ですか??
- 小学生の間は、出来るだけ付き添いをお願いいたしております。と言いますのは、ピアノ学習において大切なのは、レッスンの1日よりもご自宅にて練習をする6日なのです。その際レッスンで注意された事をきちんと学習できているか、普段の練習が無駄になっていないかをアドバイスしていただけるのは、ご父兄の方にしか出来ません。通っているだけで上達する事はありえないのです。きちんとした上達・早い上達を望まれるのであれば、親子二人三脚にてレッスンに臨まれるのが最短の道になります。上達の魔法は存在いたしません。
- Q:音大・音高に入った後のケアは?
- 入った後は基本的にはその学校でつく先生にお任せするのが筋です。しかしご希望があれば定期的に補習レッスンをいたします。
Q&Aの最終更新日 : 2015-12-19